ホテルにおける Qi

充電ケーブルをなくしホテル利用体験を向上

ホテル内のQiによって、室内で過ごす時間を自分流にアレンジしたり、チェックインとチェックアウトの手続きを簡単にしたり、スマートフォンの優れた機能を客室のシステムと統合したりすることができます。例えば、ホテルの客室にある充電スポットにスマートフォンを置くと、まるで自宅にいるかのように、お気に入りの写真が即座にベッドサイドのデジタル・フォトフレームに転送されます。Qiならスマートフォンは常に充電されているため、スマホ内の動画や音楽を客室のテレビやオーディオシステムで流したり、HVACシステムに接続したり、ルームサービスに接続したりできます。さらに、リクライニングベッドや可動式デスクの設定を、スマートフォンに記憶された設定に調節可能です。この技術により、接続ケーブルや室内の充電機器を交換し続ける必要がなくなりました。

経営者や事業オーナーはQiを活用して多くの顧客に訴求することができます。すでに5,000万人を超える消費者がQiに対応したデバイスを所有しており、Qi導入によって既存の巨大なインストールベースが即座に得られるためです。さらに、ワイヤレス充電は顧客をリピーターにするパーソナライズされた体験も提供します。また、新しい技術の導入によって、革新的なビジネスリーダーとして認知されます。

ワイヤレス充電機器の設置による顧客の確保というメリット以外に、CRMの向上につながる潜在的データの取得という機会も得られます。ホテル経営者の場合、ルームサービスで注文した食事の種類や、室内の設定温度といったパーソナルな嗜好を、データ提供を承諾した顧客から収集し、顧客についてさらに理解を深めるだけでなく、今後の顧客獲得の参考にすることができます。

マリオットホテルの事例

レストランにおけるQi

食事をしながらQiで素早く充電

今日、顧客にはレストランの選択肢が数多く用意されています。テクノロジーに精通した今日の社会で、顧客は最先端の場を望みます。ワイヤレス充電サービスは、顧客が別のレストランよりも優先するようになるちょっとした付加価値をもたらします。

Qiはワイヤレス充電だけでなく、テーブルでの注文、支払い、メンバーシップ管理など、新しいダイニング・エクスペリエンスを提供します。一部の世界的な一流レストランでは、すでにワイヤレス充電を導入し、リピーターを獲得する新しいマーケティング手法を実践しています。

Qiの導入により、食事の時間や食事と一緒に注文した飲み物、デザートといった貴重な顧客情報を得る事ができ、リピーターにつながる魅力ある顧客体験をさらに強化できます。

レストラン経営者の場合、Qi充電関連サービスは経営効率を合理化する上で便利です。例えば、顧客は到着前に注文して、到着時には食事と支払いの用意が整うように注文することができます。注文、サービスの要求、店内作業が自動化されます。お客様はタッチスクリーンが組み込まれた充電器を使用して注文し、素材や他の栄養情報を参照し、支払いを済ませ、感想を伝えることができます。

Legget and Plattの事例

自動車内におけるQi

Qiでドライブ体験を向上

Bluetoothによるワイヤレスデータ転送の価値はすでに自動車内で実証されており、規格としての地位を確立しています。ワイヤレス充電による電源ケーブルの置き換えにより、スマートフォンと自動車間の物理的接続は不要になりました。

スマートフォンが充電できるという条件下で実現できることを想像してみてください。スマートフォンを自動車の充電スポットに置くと、NFCを経由してユーザーのプログラムに応答し、音楽、GPS、連絡先データなど、ユーザーが車内で利用したいあらゆるデータがストリーミングされます。この充電スポットはスマートフォンを保護するほか、音声コマンドによる安全なユーザーインターフェース、ステアリング・スイッチ、または車のタッチ・コントロールを提供します。これらの機能は技術的に実現可能となったにもかかわらず、自動車メーカーはスマートフォンのバッテリー消費が速まるため導入を進めていません。Qiはスマートフォンの豊富な機能を自動車に取り込む上で必要不可欠な要素と言えるでしょう。

ドイツの自動車業界団体であるCE4A committee は3年間の調査を経て、自動車内でのワイヤレス給電規格としてQiを選定しました。同団体には、アウディ、BMW、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、フォルクスワーゲンが所属しており、Qiが最も効率的かつ安全で便利な規格であると判断しました。来年までに、世界中の自動車メーカーの80%近くが少なくとも一部のモデルにQiを搭載すると見込まれています。

自動車内でのQi 使用事例

スマートフォンにおけるQi

ワイヤレス充電の利便性を向上

携帯電話のユーザーはワイヤレス充電を求めています。IHS Researchによれば、スマートフォンのユーザーのうち83%がワイヤレス充電に関心を持っています。 Droid Life,などの業界ニュースサイトは、消費者はワイヤレス充電を望んでおり、そのための支出をいとわないと報じています。こうした背景から、すでに世界の70を超える携帯電話がQiに対応しています。現在、ワイヤレス充電の受電装置の大半はスタンドアロンのアクセサリとして販売されています(付加機能付き保護ケースなど)。しかし、ベライゾンのような通信事業者は自社の電話にQiを指定し、他社に対する優位性を確保しています。メーカーはQi規格を採用することで、そのようなサービスプロバイダの要求を満たすことができます。

Qiはスマートフォンのバッテリー不安を解消し、充電環境を確保することで使い勝手を向上させます。

空港における Qi

低チャージ?Qiが空港での充電を簡単かつ便利に

ワイヤレス充電ステーションの設置により、空港内で特に利用客が多い搭乗ゲート、小売店、飲食スペースに等で、隠れているAC差込口を探す必要がなくなりました。これらの新しい充電ステーションは複数のワイヤレス充電スポットを持ち、Qi対応のモバイルデバイスをコードなしで充電できます。

この充電ステーションは、煩わしい空港での待ち時間を便利なものへと一変させます。搭乗前に充電できるだけでなく、長時間フライトでのバッテリー消耗の心配は無用になります。ただでさえ窮屈な機上スペースで、危険なコードを伸ばす必要がなくなります。

現在、連邦航空局(FAA)はQi充電器を認可しています。Qi充電機能がスマートフォンの有用性を自動車内にもたらした様に、その優れた機能性が空の旅でも利用できる様になっていきます。

公共の場における Qi

ショッピングモールから競技場まで、Qiがバッテリーの不安を解消

バッテリーの不安とは、携帯電話のバッテリー残量ゲージが落ち始めると誰もが抱くあの感情です。バッテリーの不安があると、撮りたい写真、ウェブ検索での調べもの、かけたい電話などを諦めざるを得なくなってしまいます。バス停からショッピングモールまで、公共の場にワイヤレス充電があれば、充電器を持ち歩くこともバッテリー切れの心配をすることもなくなります。

Qiのワイヤレス充電器が必要な場所(家庭、交通機関、職場、カフェ、ホテル、公共の場など)に設置されていれば、バッテリーの不安を忘れることができます。減った電力がどこでも補えることで、慌てふためいて電源を探す必要もなくなります。

公共の場におけるQiの事例

オフィスにおける Qi

オフィスにQiがあると、邪魔な充電コードをテーブルから一掃することができます。

Facebook, Google, Texas Instruments, Verizon などの先端企業では、社内の会議室にQi充電器を配置しています。世界で最も地球に優しいオフィスビルと評されているアムステルダムのDeloitte’s state-of-the-art building では、すべてのオフィス・デスクにZENSのQiワイヤレス充電器が取り付けられています。

テーブル、デスク、オフィス・スペースにワイヤレス充電器を設置することで、社員はどこでもデバイスを充電でき、会議中にバッテリーの電力不足に煩わされることはありません。Qi充電規格の電力拡張により、充電エリアは間もなくノートパソコンにも対応可能となります。

オフィスへのワイヤレス充電環境の設置は、会議で電源コードを探し回る時間を節約できるほか、最小の改修費で簡単にアクセスできる電源をすべての部屋と空間に提供し、目障りなコードを最低限に抑えてより整理された作業空間を作り出します。

多くの新しいオフィスでは、社員が携帯デバイスのアプリケーションを使って職場の環境を制御できます。照明の制御、HVACやAVシステムのコントロール等は、携帯デバイスがいつでも充電されていれば手軽に利用できます。

オフィスにおけるQi事例