Setting the international standard for interoperable wireless charging
The sign of interoperability

EMF曝露限界値 – ICNIRPによる基本的制限値

電磁界に対する人間の曝露を表すのに「電磁界」の頭字語であるEMFという用語が広く用いられています。EMFに対する曝露周波数は広範囲(0-300 GHz)に及びます。EMFは電磁放射線(EMR)や電磁エネルギー(EME)として知られている場合もあります。電磁界は私たちの周りでどこにでも存在します。地球、太陽、電離圏などはすべてEMFの自然源です。
電界や磁界は電磁エネルギースペクトルの範囲に属し、電磁エネルギースペクトルは静電界、磁界、幹線周波数(50/60Hz)から無線周波数、赤外線、可視光線からX線まで及びます。

電磁スペクトル - 上図は電離と非電離区分の電磁スペクトルを示しています。WPCの「Qi」規格による製品は電磁スペクトルに示す非電離帯域の中の電磁波を使用しています。非電離という意味はその区分の電磁波のエネルギーはあまりにも低いため生物組織に電離を生じさせないということです。電離帯域の電磁波のみが分子の電離を生じさせ、人体組織に損傷を与えうるということです。

電磁界は、冷蔵庫、ヘアドライヤ、コンピュータなど日常使用するさまざまな家電製品でも発生します。 
家電製品の多くは単に電磁界を発生するのではなく、その動作に電磁界を利用しています。電気歯ブラシ、充電式リモコン、その他さまざまな電気製品が電磁界を利用しています。WPC認可のあるワイヤレス充電器なども電磁界を利用しています。

健康に悪いと知られているすべての影響から保護するため、科学委員会(ICNIRP)[1]から最大曝露限界に関するガイドライン(曝露限界値)が発行されました。こうした曝露限界値は関連する数多くの科学出版物に基づきICNIRP委員会の筆者らによる評価を経たもので、今日まで35を越える国家専門委員会の見直しを得てきました。

ICNIRPは「ICNIRPの限界値以下で曝露した人たちにガンなども含めた健康への悪影響が及び得るといった実質的証拠はない」と述べています。
ICNRIPのガイドラインには曝露した人体における電流密度に関する基本的制限値が含まれます。曝露限界値(基本的制限値)は「職業上の曝露」と「一般市民の曝露」のそれぞれについて設けてあります。表4を参照。消費者向け製品には一般市民を対象とした曝露限界値が適用されます。
基本的制限値を超えそうかどうかを知るための実用的な曝露評価を目的とした基準レベル値が設けられています。表7を参照。基準レベルを遵守することで該当する基本的制限を遵守していることが確かになります。測定値もしくは計算値が基準レベル値を超えることがあっても、必ずしも基本的制限値を超えることになるとはかぎりません。但し、基準レベル値を超えるときは必ず該当する基本的制限値を遵守しているか確かめる必要がありあます。

[1] 国際非電離放射線防護委員会[ICNIRP] による「時間変化する電界、磁界、電磁界への曝露制限に関するガイドライン」(Health Physics、1998年4月、Vol 74、Number 4の記載より)

WHO調査概要 http://www.who.int/peh-emf/research/en/

 

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